パネル工法(モノコック構造)
構造躯体全体を一つの箱にしたモノコック構造です。壁パネル・屋根パネル・床パネルが力を分散し、軸組の接合部への力の集中を分散します。P&C-MJシステムは変形しにくい優れた耐震・耐風性能が得られます。
耐震性・断熱性・施工性に優れた壁パネル
壁パネルは、施工方法や断熱方法および現場状況などを考慮し、真壁納まりタイプ・大壁納まりタイプ・外断熱タイプの3種類を標準設定。断熱材は断熱地域区分毎に必要とされる厚さの断熱材を壁パネルに取り付けてありますので、優れた断熱性能を発揮します。現場での施工手間を大幅に削減し、工期の短縮と現場廃棄物を低減します。
真壁パネル
柱の間に納まる真壁パネルは、外部足場と建物の間隔を気にすることなく、室内側から施工できる施工性に優れたパネルです。
大壁パネル
壁倍率:2.5倍 釘:N75・CN75
柱の間に納まる真壁パネルは、外部足場と建物の間隔を気にすることなく、室内側から施工できる施工性に優れたパネルです。
断熱性・施工性に優れた通気屋根パネル
野地合板と断熱材を一体化し、パネル内部で屋根通気を可能にしました。
1棟ごとに邸別に工場でプレカットする為、野地の施工時間で屋根+断熱工事を完了できます。
屋根パネルは勾配天井が容易で小屋裏空間の有効利用が可能となります。
壁は耐力壁材として重要な面内せん断耐力性能に優れた構造用ハイベストウッド(MDF)および構造用合板を面材に使用してパネル化しています。
優れた水平剛性を発揮する床パネル
1・2階の床組みは、大引きおよび床梁をグリッド(格子)状に組んで、床パネル(24mm厚構造用合板)を直接打ち付けた剛性床とします。
あらかじめプレカットされた床パネルを柱を建てる前に先行施工するプラットフォーム工法なので、足場を確保し安全かつ効率良く作業が行えます。
床断熱材は、土台・大引き間に隙間なく納まるように、あらかじめプレカットされた床断熱材を施工します。
1棟ごと邸別に工場でプレカットする為、工期の短縮と現場での廃棄物を低減します。